平素よりお世話になっております。文学部4年の矢野健人です。今回は先日オクマプライベートビーチ&リゾートで開催されました全日本学生ボードセーリング選手権大会(インカレ個人戦)の振り返りを中心に日誌を書かせていただきます。
結果から話させていただくと、7位入賞を果たすことが出来ました。家族や部員、CBの方々そして何よりお世話になった先輩方にこの場を借りて、改めて感謝いたします。ここ数年続いていたインカレ入賞の流れを絶やすことなく繋ぐことが出来たことが非常に嬉しいです。非常に長くなりそうなので、まずは大会のレースについて書かせていただきます。
今大会は台風の影響もあり、本島北部に警報が出ており、前乗りの段階で自主練はおろか大会も開催出来るか極めて不確かでした。大会前日になり、なんとか出艇することが出来ました。
1日目は警報や波の影響か船がオクマまで来ることが出来なかったため、ノーレースとなりました。
2日目はYouTube配信されている通り、中風で5レースを消化しました。海面は非常にわかりやすく、インナーループは上から出て右海面を使い、アウターループは左海面で湾外から巻いて入ってくるブローを使ってアプローチをするという正解のコースがあると感じました。テクノは引き算で結果が決まるという言葉があると思いますが、この日のレースはまさに如何にミスをしないかが結果に直結したと思います。個人的には得意な上スタートのレースであったため、スタートで潰されることが少なく、非常に楽なレース展開が出来ました。
3日目も中風で3レースを消化しましたが、2日目とは風向が異なり、振れが非常に大きい海面となりました。レース展開は下スタートが有利であり、個人的に苦手なため、ほぼ全レーススタートで潰される非常に厳しいレース展開をせざるを得ない状況でした。1上は30位程度で回航を行い、何度も捲ることを強いられましたが、なんとか漕ぎ続けることでリザルトを安定させることが出来ました。
今大会を振り返って、まず主将で同期の奥野海翔に感謝をしたいです。今大会のほぼ全レースが中風でストパンが必須でした。4年目になっても、自分は全然ストパンが上手くなくて、中風が苦手風域でした。その中で、海翔は正規練の後に付きっきりでストパンを見てくれて、全く上手くならない自分に対して辛抱強く何度もアドバイスをしてくれました。そのおかげで、ストパンジャストの風になるとスタートで潰される回数がどんどん減っていきました。主将としてのプレッシャーがありながら、しっかりと個人と向き合ってくれたことに本当に感謝しかありません。今大会では間違いなく海翔のおかげで走ることが出来ました。
歴代の先輩方にも、改めて感謝をしたいです。15-27のセールNo.に変更した際に周囲には誰も付けていない番号だからと話していましたが、もうひとつあり15-21、24と尊敬する先輩方の番号に続く番号のため27にしました。この2人が入賞していたため、それにあやかって自分も入賞出来たらという思いでつけさせていただきました。岡本さん含め、明香里さん、五月女さん、歴代主将の方々(勿論ちのさんも)は大会中も後もすぐに連絡をくれて、また多くの先輩方から差し入れをいただき、卒業しても後輩のことを気にかけてくれていることを実感し、こうした後輩思いの先輩方に支えられて今の自分があると思いました。
インカレ個人戦をもって大会にはもう出ないと決めていたのですが、その理由について少し書きたいと思います。自分はエキスパになってから、全く入賞出来ず、団体メンバーに選ばれても貢献出来たことはお世辞にもありませんでした。4年目もNTになった橋本さんや大会で何度も入賞していた海翔のあとを着いていくばかりで、少しも部に貢献出来ている実感がありませんでした。また、秀都もドンドン速くなりこの3人がこれから部を引っ張っていくのだと感じるようになりました。同期も半分以上が引退し、上から何人か同期が降ってた来ましたが、なんとなく先輩としての意識・壁があり、モチベーションが上がりきらない状態が続きました。そのなかで1つの区切りとしてインカレ個人戦まで必死にやり切ることを決意しました。大きな理由として、先輩方から数多くのアドバイスをいただきながら全く活かせていない自分に納得がいかなかったこと、部にとって自身の存在意義を見出すためが挙げられます。個人戦までとしたのには変に団体戦までなどと期間を伸ばして、なあなあにしたくなかったことが大きな理由です。夏前にこの決意を固めてからジムに通うようにし、意識的に食事を管理するようにしました。もちろん五月女さんのように厳しい減量や筋トレは出来なかったですが、61キロを維持し続けることや大学4年でほとんど授業が無いため、自主練の回数を増やすなどウィンドに向き合う時間を増やしました。だからといって、すぐに結果が出るわけではありませんでした。特にマスパンは今までサボってきた結果、関西勢とは絶望的な差がありましたし、どの大会も入賞争いに絡むことが出来ませんでした。ただ、この経験は決して無駄ではなかったと思います。特に今大会最終日の3レースは捲る展開が多く、精神的にもキツイ場面が多かったです。その時に、今まで努力した自分を信じて漕ぎ続ける精神、体力があったことで、大きく順位を上げることが出来ました。大会が終わってもう1日以上経ちますが、未だに実感がありません。ただ、燃え尽きた感もあるので、あとはウィンドを純粋に楽しみたいと思います。
最後になりますが、改めて応援ありがとうございます。正直に言うと入賞出来たのは出来過ぎな結果ではあると思いますが、結果はどうであれその過程こそは何事にも代え難い経験であったと思います。大学4年間をウィンドに捧げてきて本当に良かったです。是非、これからもウィンドを続ける人達には今この瞬間を楽しんで欲しいと思います。第1回の部員日誌を書いていた過去の自分が想像もしないような紆余曲折のあった未来でしたが、非常に面白くて楽しかったです。長くなりましたが、本当にありがとうございました。
コメント