部員日誌#53 渋谷真由(4年)

 平素よりお世話になっております。4年の渋谷真由です。

 ブログを書くのも約1年ぶりです。久しぶりの日誌なので何を書こうか迷いますが、怪我を経て学んだことや引退までの目標、皆さんへの感謝をこの場を借りて綴らせていただこうと思います。

 去年、前十字靭帯損傷という怪我をしてしまい、手術とリハビリにより約1年間休部していました。なんとか今は完治し、4月から競技復帰することが出来ています。怪我が発覚した時は、病院でお医者さん目の前に号泣したことを今でも覚えていますが、あれから1年が経ち、いつの間にか最上級生になってしまいました。眩しいキラキラした一年生を見ると歳を感じます。おばさんです。

 この1年間、部からは少し離れた場所で普通の大学生をしていました。ゼミの勉強頑張ってみたり、実は他の団体に所属して別コミュニティの人脈を広げてみたりしましたが、広報の仕事でリザルトを集計しては、同期活躍していて凄いな、みんな元気にしてるかなと思いに耽ていました。また、手術後3ヶ月で装具が取れてからは、地道なリハビリを継続しました。スクワットをして足の曲げ伸ばしをする。リハビリセンターには、お年寄りかゴツいラグビーやってそうなお兄さんしかいませんでした。「何故ここに私が?」と意味が分からない空間の中にいました。

 こうした地味なリハビリ生活を経て気付いたことは、私が競技を続けられた2年間、多くの人に支えられ、励まされ、有難い環境で部活が出来ていたことです。吹きの練習後に帰着した時、「お疲れ様」のたった一言を言ってくれる同期や後輩がいてくれたこと。あかりさんとまこさんに弟子入りし、同期レディース1人の境遇を理解して愛を持って育ててくれたレディースの先輩方がいたこと。日々の微量な私の成長を見届けてくれて、レースで走った時は真っ先に海上で声を掛けてくれる先輩、同期がいてくれたこと。部から一年離れたことで、自分が今までどれだけ多くの人に支えられ、刺激を受けて成長出来ていたのかということに改めて気付かされました。1人のリハビリはやっぱり孤独だったし、つまらなかったです。そして、ウィンドサーフィンという競技がまだ不完全燃焼でした。よく「何で復帰したのか」と聞かれます。正直、大学生活残り半分、ウィンド以外の選択肢も考えましたが、私をここまで成長させてくれた慶應ウィンドの皆んなと最後の一年過ごしたい、一緒にばかやって楽しみたいと思い、復帰を決意しました。

 念願の復帰から1ヶ月以上が経ちました。体力と集中力が底を付き、ブームを持つことさえしんどいこともざらにあるし、駐輪場に置いてある自分の自転車が分からなくなるぐらい疲れて帰る日もあります。早慶明戦の後は、間違えて他の人の駐輪料金を払ってしまいました。先日の逗子市長杯は何もないところで沈をしまくり、思い出したくもありません。

ですが、これまでに無い挫折を経験したことが今の私の唯一の強みだと思っています。それに、慶應ウィンドの皆んなと一緒に部活が出来ていることに心から「楽しい」と思う瞬間が沢山あります。一年生のマストが抜けず、全員で協力している時や練習後に同期とじゃんけんしてアイス奢ってもらう時とか。去年の私からしたら、部の一員として関われていること、競技に取り組めていることが何よりも嬉しいです。引退まであと半年くらいですが、今の目標は「支部戦通過」「部の目標に貢献すること」そして、今までお世話になった全ての方々に感謝の気持ちを込めて、後悔なくやり切ることです。そのためにも、もうこれ以上の後退は無いと信じて、一つ一つの小さな成功体験を糧に、前へ進むしか無いと思っています。

前回はパクチーとワンピースのことを書きましたが、今回は長文かつ大真面目な文章を書いてしまいました。今度はもっとラフに書きます。最後までお読みいただきありがとうございます。慶應ウィンドの皆さん、一緒に練習してくださる明治の皆さん、いつもサポートしてくださるOB・OGの方々、CBの方々、今後ともご支援、そして時には厳しいご指導をどうぞ宜しくお願い致します!!

4年 渋谷真由 

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